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テレビ神奈川、TOKYO MX、BS12トゥエルビ他では、オリジナルドラマ「おいしい給食」を放送することが決定した。
あなたは毎日、どんなランチを取ってますか?そのランチは、充実していますか?あなたもあなたの親もおそらくあなたの子供も、青春の一定期間がっぷりよつでまみえる「食」。それが給食。一年約200食。小学6年1200食。1200回の会食。あなたの体の基礎をつくった最初の食事は、家庭の御飯と給食でした――。
本作は、給食マニアの教師・甘利田幸男と、給食マニアの生徒・神野ゴウによる、どちらが給食を「おいしく食べるか」という闘いを描く学園グルメコメディ。1980年代のある中学校を舞台に、甘利田と彼を取り巻く子供たち、大人たちのさまざまな人生模様が食欲をそそる給食バトルと共に紡がれていく。劇中では鯨の竜田揚げ、ミルメーク、ソフトめんなど懐かしの給食が毎回登場し、ノスタルジックな雰囲気に心温まる。
主演は市原隼人。市原が演じるのは主人公の甘利田幸男(あまりだ・ゆきお)。給食に愛がある故にそれを愛せない奴を許せない「給食絶対主義者」。いつもスーツ、理詰めで話すので生徒の人気は極端に低い。ストイックな役どころを多くこなし、シリアスなイメージの強い中、自身初めて「食ものコメディ」にチャレンジ。全く新しい市原隼人の表現にトライする!
一方、市原演じる甘利田が働く常節中学校に赴任してくる新米教師、御園ひとみを演じるのは、数々の映画やドラマに出演するだけでなく、「non-no」の専属モデルなど幅広く活躍する武田玲奈。御園は、頑張りすぎて時に生徒からうっとうしがられるが、人懐っこい朗らかな性格。市原と初共演となる武田は、「毎回台本以上の事を見せていただけるので、とても勉強をさせていただいていますし、撮影が本当に楽しいです。撮影中も監督さんや生徒役の方たち、私も笑いをこらえながら撮影しています。とても素敵な俳優さんだと思いました!!」と市原の印象を語る。
さらに、給食マニア甘利田に挑戦状を叩きつけた男子生徒、神野ゴウ役には、舞台・ドラマと活躍の場を広げ、映画『牙狼〈GARO〉-月虹ノ旅人-』の公開も控えている佐藤大志が決定した。佐藤は、「甘利田先生とゴウの2人しかわからない闘い、クラスで起きる問題、甘利田先生の食べ物の知識など見所たくさんです。給食を思い出しながら楽しんでいただけたら嬉しいです」とコメントしている。
そのほか、神野に思いを寄せる藤井マコ役には、NHK連続テレビ小説「ごちそうさん」「あまちゃん」「梅ちゃん先生」、大河ドラマ「八重の桜」など引っ張りだこの天才子役、豊嶋花。甘利田の同僚・鷲頭星太郎役には、BOYS AND MENの辻本達規。世話好きの給食のおばさん牧野文枝役にいとうまい子。そして、校長・渡田寛治役に『検察側の罪人』で鮮烈な印象を残した酒向芳、個性豊かな俳優たちがドラマを盛り上げる。
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コメント
市原隼人さん
Q. オファーを受けた際の感想は?
台本がとにかく面白かったです。そして、「食もの」を題材にした作品に携わったことがなかったので、単純にやってみたいという気持ちと、主人公の甘利田という人物が変わっていて楽しんで演じることができるなと思いまし た。ファンタジー要素もあって、今まで見たことないであろう楽しい世界観を堪能していただけると思います。
Q. 主人公の甘利田を演じるにあたって、どういう役作りをされたのですか?
甘利田は、中学校の数学教師なのに、学校に行く一番の理由が給食を食べることなんです。その時点でもう、枠からはみ出ている(笑)。でも一方で、本音や確信を突くような言葉も吐ける。世の中、思っても言えないことがたくさんあると思いますが、そこをズバっと言ってくれるので気持ちいいです。演じたことのないタイプの役で、表情も動きも、振り切った演技をしています。誰も見たことのない市原隼人を100%見れると思います。
Q. 食べるシーンを演じてみていかがでしたか?
こんなに体力を使うとは思わなかったです(笑)。何回も何回も食べるので。それと、大勢の人に見られながら食事をすることは普段ないので、妙な緊張感があります。甘利田は、食材一つ一つの歴史や、食べる意味、パンと牛乳のコンビネーションがなぜ安心するのかなど、色々考えながら給食を食べています。それがものすごく面白くて、感じることや学べることもあると思いますので、是非見ていただきたいです。
Q. 最後に、このドラマをお送りする視聴者の皆さんへメッセージをお願いします。
ドラマの概念をすべてひっくり返す、ぶっ飛んだ作品になっています!給食という食を通して、大人と子供、世の中に向けたメッセージも込められています。肩の力を抜きながら、笑いながら楽しんでいただけたら嬉しいです。
武田玲奈さん
Q. オファーを受けた際の感想は?
「人狼ゲーム」でお世話になりました綾部監督とまた一緒に作品を作れることがとても嬉しかったと共に、給食を題材にした作品が今までにあまりなかったと思いますのでとても興味深々でした!久しぶりに給食が食べられるのかもしれない!どんな給食が食べられるのだろう!とワクワクしていました!笑
Q. 御園ひとみを演じるにあたって、どういう役作りをされたのですか?
初めての教師役ということで、自分の中でなかなか想像がつかなかったのですが、中学生たちを引っ張っていけるよう、そして甘利田先生をサポートできるように御園ひとみを精一杯演じています!性格としては、頑張りすぎて空回りしてしまう性格なのですが私とはあまり似ていない部分なので想像力を巡らせ、甘利田先生とは対照的に演じられるよう、頑張ります!!
Q. 初共演となる市原さん。共演した感想を。
毎回台本以上の事を見せていただけるので、とても勉強をさせていただいていますし、撮影が本当に楽しいです。撮影中も監督や生徒役の方たち、私も笑いをこらえながら撮影しています。とても素敵な俳優さんだと思いました!!
Q. 最後に、このドラマをお送りする視聴者の皆さんへメッセージをお願いします。
みなさんが慣れ親しんだ給食のお話です。生徒の方たちもリアル中学生ですのでかわいらしくて、きっと皆さんファンになると思います!給食を懐かしみながら、たくさんの方々に楽しく気楽に見て頂けたらと思います!そして皆様の給食話も是非お聞きしてみたいです!!
佐藤大志さん
Q. オファーを受けた際の感想は?
学園ドラマや連続ドラマはいつかやってみたいと憧れていました。オーディションを受けている時からゴウ役をやりたいと思っていたので、ただとにかく嬉しかったです。
Q. 神野ゴウを演じるにあたって、どういう役作りをされたのですか?
ゴウは、少し変わっている子に見えるけど、周りの目など気にせずに大好きな給食をもっとおいしく食べる事をいつも考えている男の子です。笑顔でいる事が多いので、その時々の笑顔に気を付けています。他にも監督から給食を食べる際の表現について指導を頂いたので、より良く表現できるように考えて撮影に挑んでいます。
Q. 初共演となる市原さん。共演した感想を。
小さい頃から知っている俳優さんなので、初めはとても緊張しましたが、2人のシーンの時には楽しい話や大事な話をして下さって、とても優しく緊張も少しほぐれました。あるシーンの前後ですごく心に響く言葉をかけて下さって、こういう人になりたいなと思いました。一緒にお芝居している時はとても楽しくて幸せな時間です。
Q. 最後に、このドラマをお送りする視聴者の皆さんへメッセージをお願いします。
甘利田先生とゴウの2人しかわからない闘い、クラスで起きる問題、甘利田先生の食べ物の知識など見所たくさんです。給食を思い出しながら楽しんでいただけたら嬉しいです。
企画/脚本・永森裕二
Q. キャスティングに関して。
企画を着想して、脚本を書く前に考える一番大事なこと。給食好きの教師、甘利田のキャラ造形をどうするか。妄想で書くより具体で書きたい。その時思ったのが、市原隼人さんでした。甘利田は強面の教師のくせして、給食なんぞに心を奪われている。その葛藤に苦悶する男。喜怒哀楽の落差をイメージした時、個人的に市原さんの「喜」と「怒」の落差が大好きだったのが理由です。勝手に市原さんイメージのまま書き進めました。書き上がってオファーさせて頂き、お受け頂いた時は本当にうれしくて、やっと甘利田が出来上がった気がしました。
Q. 視聴者の皆さんへメッセージ。
ほぼ全ての日本人が体験している「初めての会食」が給食だと思います。時代と地域が違えど、給食の話題はとにかく盛り上がります。様々な飯モノドラマがありますが、決まったメニューをいかに工夫して食べるかという飯モノは初めてだと思います。ある人は思い出しながら、ある人は今との違いを感じながら、それぞれの楽しみ方をして頂ける作品になったと思います。是非皆さん一緒に「おいしい給食」を味わってください。